「血糖値」と「冷え」の対策が同時にできるシナモンとは?

シナモン、血糖値、冷え
お姉さん
こんにちは!
最近、寒くなってきて手足の「冷え」が気になるですけど、何か身体を温めるような健康食品などはないですか?
JIN
こんにちは^^
そうですね、何か他に気になるような症状などはないですか?
お姉さん
そういえば、少し血糖値が高めで、お薬は飲んでないんですが、医師から2型糖尿病の可能性があるので生活習慣を見直すように言われてますね。
JIN
それなら、シナモンがおススメですね!

糖尿病や高血、脂質異常症などの生活習慣病がある方は、毛細血管が動脈硬化を起こし、冷え症が起こりやすいと言うメカニズムがあります。
(参考 糖尿病の人は「足の冷え」「しびれ」に注意 足の動脈硬化を改善 | ニュース | 糖尿病ネットワーク

糖尿病、合併症、順番

糖尿病の合併症はなぜ怖いのか?糖尿病の合併症が現れる順番とは

2019年9月16日

この「血糖値」と「冷え」を同時に改善できるものがシナモンなのです。

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シナモン(桂皮)は血糖値と冷えを両方改善することができる

シナモンとは

シナモンは、クスノキ科の常緑樹であり、世界各地でスパイスとして利用されています。

シナモンには、多くの種類がありますが、一般的に使用されるのは以下の二つです。

  • セイロンシナモン
  • カシアシナモン(チャイニーズシナモン)

多くの場合、食料品店で購入するシナモンは、この二つを混ぜたものです。

今のところ、カシアシナモンのみが血糖値を下げる作用を証明されていますが、セイロンシナモンも血糖値を下げる成分を含んでいると考えられています。

お姉さん
シナモンってスパイスで聞いたことがあるんですけど、血糖値や冷えに効くと言うのは初耳ですね。
どんな風に効くんですか?

シナモンの血糖値に対する有効性

シナモンには、2型糖尿病における血糖値を改善する効果が認められています。

この根拠として、臨床研究では、2型糖尿病患者を対象にした複数のランダム化比較試験において、シナモンによる糖代謝改善作用が報告されています。

研究1

2型糖尿病患者における糖代謝および脂質代謝の改善を報告した2003年の偽薬対照ランダム化比較試験では、カシアシナモンの素材が粉にひかれ、500mg入りのカプセルとして、1日1、3、6gのシナモンが投与され、有意な改善作用が示されました。しかし、この研究では、1型糖尿病患者に1gを投与した試験や、2型糖尿病の閉経後肥満女性を対象に1.5gを投与した試験では、有意な効果は示されませんでした。

研究2

シナモンによる2型糖尿病改善作用が検証された2009年の論文では、2型糖尿病を対象にした研究5報と、非糖尿病を対象にした研究3報について、合計311名のデータが解析された結果、まず糖尿病を対象にした研究では、2報において空腹時血糖が18~29%あるいは10.3%それぞれ有意に低下し、非糖尿病を対象にした1報においてもプラセボ(偽の薬)に比べて有意な血糖低下作用が認められました。しかし、糖尿病を対象にした残りの3報では、有意な差は見出されなかったとされています。

JIN

2型糖尿病の患者さんがシナモンを毎日、最長3カ月間に渡り摂取すると、血糖コントロールに役立つことが示されています。
しかし、この血糖改善効果は1型糖尿病の患者さんにはないと言えそうです。

シナモンの血糖値の低下の仕組みは、シナモンに含まれる「ヒドロキシカルコン」と呼ばれる物質や、それに類似した物質がインスリンの感受性を改善する為と言われています。

また、シナモンには、血糖の取り込みを促進させる血液タンパクを活性化する可能性のある物質が含まれています。

シナモンの冷えに対する有効性

シナモンは、漢方素材でもあり、東洋医学では「桂皮」と呼ばれる生薬です。

東洋医学において、桂皮は「温裏薬」に分類され、「温性・熱性の高い薬物であり、全身や局所の血液循環を促進し、代謝機能を高める薬物である」とされています。

漢方薬には、西洋の薬にはない強みのある分野がありますが、その代表的なものとして「冷え」があります。

この冷えを改善するような漢方薬のほとんどには、桂皮が配合されているのです。

つまり、東洋医学では、冷えに対して桂皮シナモン)は非常に重要な生薬だと言えます。

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シナモンのその他の効果

シナモンには、糖尿病や冷えに対する効能だけでなく、夜尿、がん、胸痛、感冒、下痢、勃起障害(ED)、高血圧、腸内ガス、関節痛、腎疾患、食欲不振、更年期障害、月経不順、筋痙攣、胃痙攣、吐き気、嘔吐などに対する報告がありますが、これらに対する有効性は全て科学的データが不十分であり、現時点で効果があるとは言い切れません。

ただし、シナモンには抗炎症、抗菌、抗真菌、抗酸化の効果があると考えられています。

現在、がんやウィルス感染に対しての使用に有効性があるのか研究されているのも事実です。

シナモンの安全性・副作用

お姉さん
冷え性で、血糖値も少し抑えたい私には、凄くピッタリですね。
でも、1日に何gも摂っても大丈夫なもんなんですか?
JIN
食品に含まれている量、または漢方薬に配合されている量を最長で4カ月まで摂取する分には、ほとんどの方にとって安全性が高いと言えます。
しかし、大量のシナモンを摂取すると人によっては、副作用を引き起こす恐れがあると言われています。

糖尿病

シナモンは糖尿病患者の血糖値を低下させる作用があるので、通常の食品に含まれている量を超えてシナモンを摂取する場合には、低血糖症状がないか観察し、血糖値を注意深く観察する必要があります。

当然ですが、低血糖症状が現れた場合や、血糖値が極端に低下しているようなことがあれば中止し、必要な場合は受診するようにして下さい。

肝疾患

シナモンには、クマリンと言う物質が含まれており、敏感な方ではこのクマリンが肝疾患を引き起こしたり、悪化させたりする恐れがあります。

肝疾患がある場合には、通常の食品に含まれている量を超えてシナモンを摂取してはいけません。

手術

前述した通り、シナモンは血糖値を低下させる恐れがある為、手術中や術後の血糖コントロールを妨げる恐れがあります。

少なくとも手術前2週間は、シナモンを含む漢方薬は服用しないようにしましょう。

妊娠中・母乳授乳中

妊娠中や母乳授乳期の使用の安全性に関しては、データが不十分であるため使用は避けるようにして下さい。

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シナモンと医薬品・健康食品との相互作用

お姉さん
シナモンと一緒に飲まない方がいいものはありますか?

医薬品との相互作用

肝臓を害する可能性のある医薬品

前述した通り、多量のシナモンの摂取で、肝疾患を悪化させる可能性があります。

多量のシナモンと肝臓を害する可能性のある医薬品と併用すると、肝障害のリスクが上昇する可能性があります。

<strong>肝臓を害する可能性のある医薬品の例</strong>
  • アセトアミノフェン
  • アミオダロン
  • カルバマゼピン
  • イソニアジド
  • メトトレキサート
  • メチルドパ
  • フルコナゾール
  • イトラコナゾール
  • エリスロマイシン
  • フェニトイン
  • プラバスタチン
  • シンバスタチン
  • ロスバスタチン

上記は一部であり、この他にも肝障害のリスクのある医薬品はあるため、事前に医師や薬剤師に確認するようにしょう。

糖尿病治療薬

シナモンと糖尿病治療薬を併用した場合には、過度に血糖値が低下する恐れがあります。

この為、シナモンを摂取する場合には事前にかかりつけの医師に相談し、了承を得た場合にのみ摂取するようにして下さい。

摂取する場合でも、血糖値を注意深く観察しておくべきです。

健康食品やサプリメントとの相互作用

肝臓を害する可能性のある健康食品・サプリメント

このようなものには、チャパラル、コンフリー、デヒドロエピアンドロステロン。ジャーマンダー、カバ、ニコチン酸、ペニーロイヤル、紅麹などがあります。

血糖値を低下させる恐れのある健康食品・サプリメント

αーリポ酸、ニガウリ、クロム、デビルズクロー、フェヌグリーク、ニンニク、グアーガム、セイヨウトチノキ、朝鮮人参、サイリウム、エゾウコギなどがあります。

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シナモンがおススメできる方とは

シナモンは、「血糖値が高め」で、「冷え」のお悩みがある方に適した生薬であると言えます。

ただし、糖尿病の治療薬を服用中の方や、肝障害のある方、手術を控えている方などは服用の可否について慎重に判断すべきです。

シナモンの1日の目安の摂取量

お姉さん
どのくらいの量を、どのくらいの期間摂ればいいですか?
あと、どんなタイミングで摂れば良いですか?

臨床試験における用量は、1日当たり1~6gと比較的高用量でした。

短期間の摂取では効果が期待できないので、概ね3か月程度、毎日摂取することが望ましいです。

ただし、高用量のシナモンを長期間継続摂取した場合の安全性のデータは乏しいため、3か月継続摂取した後には、摂取しない期間を設けるなどした方が良いと思われます。

摂取タイミングは、特に効果的なタイミングなどは示されてないので、摂取するのを忘れないタイミングが良いかと思います。

おススメ商品

お姉さん
シナモン、いいですね!
他に飲んでいる薬などはないから試してみようかな。
何か、おススメの商品などはありますか?
JIN
料理に使用するならパウダータイプ、忙しい方には錠剤タイプがありますよ。

パウダータイプ

前述したように、セイロンシナモンも血糖値を下げる成分を含んでいると考えられていますが、現状ではカシアシナモンのみが血糖値を下げる作用が認められています。

つまり、シナモンであれば何でも良いと言う訳ではなく、「カシアシナモン」を原料とする商品を選ぶ必要があります。

シナモンを日常的に摂取するには、料理に使用できるのが便利です。

料理をよくする方には、パウダータイプの商品がおススメです。

こちらの商品を1日1~6g程度、摂取できれば良いのですが、シナモンを使ったレシピはスイーツなどの調味料に使用されることも多く、血糖値が高めの方には料理の仕方も注意が必要なところです。

そこで、血糖値を上げにくいシナモンを使用したレシピもありましたので参考に載せておきます。レシピは専門ではないのですが、色々とあると思いますので、これはあくまでも一例としてご参考にして頂ければと思います。

錠剤タイプ

なかなか料理に時間をかけれない方もいると思います。

そのような方には錠剤タイプの商品がおススメです。

こちらの商品も、しっかりと「カシアシナモン」を原料としており、海外製品ですが「GMP認定」を受けている商品なので安心して摂取できます。

価格もビックリするくらい安いです。

1日4粒摂取で2.4gの摂取量なので、この量を毎日摂取すると、120粒×3個セットで約3か月分と言うことになります。

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